ピアノ二台六手版（二台のピアノを三人で弾く）への編曲、途中経過。
「インターネット上でひとつのファイルを共有し、いちいちファイルの送受信をし合わなくても、共同で作業を進めていける。」
こんなこと、ビジネスの世界ではとっくに当たり前のことですよね。
ここのところブログ記事の最後に「Coming Soon」と、告知をしているコンサートでは、僕も含めてピアニストが３人同時に参加します。
冒頭の写真は先月の打ち合わせにて、音楽監督と共に全曲を荒く通してみた際の様子。
ほとんど初見状態で、みんな結構必死にやっていたはずなのですが・・・こうして見ると、けっこう楽しそうですね。笑
（レンズの手前側には、歌手陣がいました。）
さて、今回の楽器編成は「ピアノ2台＋α」ということで、既存の楽譜はほとんど使わずに、自分たちで編曲をしていくことになっています。
この夏に大方済ませて置くことが必須！！
ということで、３人で一気に編曲&楽譜作成を進めて行っています。
3人のうち２人がパソコンの楽譜作成ソフトを使えるので、ネット上のファイル共有サービスを利用し、それぞれ担当のパートに音を入力していきます。
“アナログ派”のもう1人は、手書きした楽譜を次々と写メで共有。
手書き楽譜の音をパソコン楽譜に入力していきます。
（それにしても、なんて丁寧で見やすい手書き譜！！）
僕自身、楽譜作成ソフトというものを使い始めて10年経ちますが、こんな風にネットを介して共同で楽譜作りをするというのは初めてのこと。
なんて便利なんでしょう！
しかも今回は、“同じ曲”の中でベースラインを書く人、トップラインを書く人を敢えて別々にして組み立てていく試みもしています。
Aさんが作ったベースにBさんがトップをつけ、両者のバランスを取りながらCさんが真ん中の音をはめていく。
あっ！これって、もう演奏する前から既にアンサンブルだ！！
なんて面白い！！
「便利さ」には良いことも悪いことも同時につきまとうものですが、便利になったおかげで、こんな風に楽しむことが出来るようになったことはありがたいですね。
ということで、「夏休みの宿題」がてんこ盛りな僕は、この後も楽譜作成、ピアノの練習、教材作り、どんどんやっていきますよ♪
そうそう、この３人のピアニストが張り切って編曲を進めているコンサートの詳細は月末には発表できるかと思います。
またブログでも書きますね！
下の動画は編曲の途中経過。
クルト・ヴァイルを詩う２「スラバヤジョニー」（日本語版）をアップロードしました
日本語版で倍賞美津子さんが歌っている映像を見ました。
倍賞さんの訳詞は、オブラートに包まれた表現で美しい雰囲気でしたが、こちらはより原詩のニュアンスに近い雰囲気を目指しました。
ちなみに、原語版（ドイツ語）でもやった動画がありますので、気になったら検索してください。「スラバヤジョニー」で検索すればヒットするはずです。
Coming Soon
ずっと実現させたかったコンサート。
2018年10月、2019年2月。
まずは前者チームがいつものスタジオに集結！！
詳細は間も無く公開。
▼今はまずチームメンバーだけ公開！！
（50音順）
井出壮志朗
織井香衣
川越塔子
清水龍之介
鈴木俊介
谷川瑠美
西本真子
野口幸太
舟橋千尋
前田めぐみ
横山修司
野口幸太ピアノ教室 募集状況
（2018年8月14日現在）
9月以降について、新たな生徒さんの受け入れが可能です。あと1名お問い合わせがあった時点で一旦クローズさせていただきます。
▼当教室のレッスンスケジュールは、「毎週◯曜日◯時」という固定制ではなく、毎月ごとに講師と生徒さんの都合が合う日時を設定しております。
（レッスンのご予約はインターネットの予約システムを利用しています。）
その他詳細につきましては、ピアノ教室のページをご確認の上、お問い合わせフォームからご連絡ください。
▼なお、お問い合わせを頂くタイミングによっては、既に定員に達している場合もありますのでご了承ください。