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2019.5.27ピアノ教室

ソルフェージュと楽典の違いって?/【動画教材】小学生のための楽典シリーズ「線と間①」公開




おはようございます。音楽教育家の野口幸太です。
春の運動会シーズン、先週の土曜日が運動会だった。
という子たちも沢山いたことと思います。
都内では、あまりの暑さで、
午後の部を中止せざるを得なかった学校もあったのだとか。

僕のレッスン室でも冷房がフル稼働した、今年最初の一日でした。
今日も30度まで上がるとのこと、
お出かけの際にはくれぐれも気をつけてください。


■さて、昨日のブログでは、
僕のYouTubeのピアニストチャンネルの紹介をしましたが、
実はもう一つ、別のチャンネルも始めています。

それが「野口幸太/Eチャンネル」です。

主に音楽教育関連の動画コンテンツをこちらに上げていきます。

■この「E(音楽教育)チャンネル」で、新しいシリーズを公開し始めました。

それが、 「小学生のための楽典シリーズ」です。

【楽典】とは、、、、
音楽の基礎的な理論や、理論をまとめた教科書のこと。
学習としての楽典では、楽譜の読み方・書き方・楽譜からの情報の読み取り方について学ぶ。




僕はこのブログでも、
ピアノ教育における「ソルフェージュ」の大切さ、、、
について、たびたび書いてきました。

そして、先日の記事(「ソルフェージュ」ってつまり何?)では、
【ソルフェージュ=音楽の読み書き文法学習】
と、結論づけました。

あれ??
これって、さきほどの「楽典」の学習内容とよ〜く似てますよね。

そうなんです。
ソルフェージュも楽典も、同じ【楽譜の読み書き】について学ぶ分野なんです。

では、同じ「楽譜の読み書き」を学ぶ、 「楽典」と「ソルフェージュ」
一体、この二つの違いは何なのか・・・・





◯◯的なソルフェージュと、◯◯的な楽典





これ、僕のEチャンネルで公開している、
ソルフェージュ(リズムトレーニング)の動画です。



画面上にはまず、音符がひとつ出てきます。
で、僕のアナウンスで、
「これは四分音符と言います。」
と、かる〜く紹介します。

四分音符についての紹介はこれでおしまい。
あとはすぐに実際的な課題に入っていきます。

僕は、この課題において、
四分音符がいかなる定義であり、
それを理解させたいわけではありません。

それよりも、この(四分)音符が出てきたら、
いちいち頭で考えなくても、反射的に
「タン」というふうに(1拍の長さで)読み上げる(或いは手拍子する)ことを出来るようにする!

ことの方が大事!!
・・・と、そんな意図があります。

なんとなく察しがつきましたか?
これが僕の定義するソルフェージュです。


■では仮に、これが「楽典」の動画教材だったとしたら、
僕は、「四分音符」という音符の名前を紹介したあと、
こんな風に話を展開させると思います。


ーーーーー
【四分音符】っていうのは、
【全音符】を“四”つに“分”けた音符なんだよ!
▶︎全音符は四拍伸ばすでしょ?それを四つに分けるとしたら、、、
お?算数だ!!
さあ、“なに算”使う?
▶︎そう、割り算だね!
じゃあさ、割り算のどういう式になるの?
うんうん。
「4÷4」だ!、、、、で、その答えはどうなる?
・・・・・・・・etc…

ーーーーーー
どうでしょう。
なんとなく伝わりましたか?

そう、
■【ソルフェージュ】というのは、
リズム打ちや歌唱など動作・活動を通して、
実践的に楽譜の読み書き文法を習得する学習。。

■【楽典】は、
楽譜のシステムを理論的・論理的に理解していく学習。

という違いがあるんです。

実際のピアノのレッスンでは、
【ソルフェージュ分野】【楽典分野】【ピアノの技巧分野】の学習を、
状況によって配分調整をしながら、進めていきます。



注意しなくてはならないのは、
楽典の方が、より、理論的なアプローチが求められる分、
少し高度な思考力が必要になります。

まだ思考・理解が追いつかない子供に無理やりさせても逆効果。
発達段階に応じて、適宜取り入れる必要があります。

というわけで、今後は「楽典分野」の動画教材も充実させていきますので、
必要に応じてご活用ください♪


子供のための「ピアノ解体ショー」を開催します!!





これまで、コンサートのような演奏主体のイベントは主催したことはあるけれど、
音楽を通して出来ることは何もそれだけではないですよね。

特に、未来を担う子供達には、
今の年齢だからこそ驚けること、ワクワク出来ること、
そんな体験をたくさんしてもらいたい。

そして、音楽家としての僕が出来ることは、
決して「演奏すること」だけではないはず。

そうい言う思いから、企画を始めた第一弾がこれです。

今回は、 カワイ横浜店さんにご協力いただき、
小学生以上のお子さんを対象にした
「ピアノ解体ショー」をします。

8月3日(土)お昼頃。

(カワイ横浜 サロン:プラージュ)


実際に目の前で見て、耳で聞き、触れてみることで
得られる気づきが色々とあるはず。
楽器は科学技術の結晶でもあります。
また、長い歴史の中で、少しずつ変化し続けたものでもあります。

“ただの楽器”としてではなく、
色々な側面から知ることで、
もっともっと視野が広がっていくはず。

だから、このイベントに参加するために、
“ピアノを習っている”必要はありません。

大げさと思われるかもしれませんが、
子供達に未来を託すための、僕なりの行動のひとつです。


星野源さんの「ドラえもん」を弾きました







これも子供達からのリクエストで弾き始めた曲。
すぐにiTunesで曲を買って聴き始めたら、
途中で大山のぶ代さんが歌う
「ぼくドラえもん」(♪あったまテカテカ〜)
のモチーフが流れてくるじゃないですか!
なんて粋なことをする、源さん!
もう、そこで鳥肌ものですよ。

小学生の頃は、
毎週のドラえもんを欠かさず見る、、、
だけにとどまらず、録画して(VHS)、
次の週の金曜日までセリフを覚えるまで見る。
という、まさにドラえもん狂でした。






「さくらさくらの狂想曲」楽譜、ダウンロード配信





僕が小6の頃から作り始め、
ピアニストになってから人前で弾くようになった曲、
「さくらさくらの狂想曲」
の楽譜を、ダウンロード配信しています。

■楽譜ダウンロードページ
▶︎楽譜購入方法等のガイド






「野口幸太ピアノ教室」募集状況





日吉、綱島地区のピアノ教室です。
長期にわたり、新規生徒様のお迎え入れを停止しておりましたが、
平日夜枠、また木曜に若干のレッスン枠ができました。(野口クラスのみ)
【2019年5月23日時点】
※月曜日の久保田クラスに関しては、現在もお迎え入れを停止中です。