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2019.5.13ピアノ教室

レッスン現場でiPadをどう使うか!〜アナログorデジタル、どっちが良い?




こんにちは。ピアノ教師の野口幸太です。
今日は都心に出てお仕事でした。
あまり取り立てて公表したことはなかったのですが、
ときどき、歌手や歌手を志す若い方の
コーチングのお仕事もやっています。

ちょっと前までは不定期なお仕事だったのですが、
ここ最近は少し定期的なものになってきました。

思うようにブレスが続かなかったり、
満足のいく歌い回しが出来ない、、、
といった問題が起こった時、

実は、歌のテクニックそのもの(例えば発声とか・・)、
とは全く別のところに原因が潜んでいることの方が多かったりします。

僕はオペラ現場や、
歌い手さん達と共にする現場の経験が長いです。
間近で沢山の人の歌や、
稽古段階から本番までのプロセスを見ていくうちに、
歌っている当事者にはなかなか気がつき辛い
改善のポイントがあることがわかってきました。
ときどき、そういうことをアドヴァイスしたりしているうちに、
知らないうちに僕の仕事の一つになってきました。

ま、これは今日の本題ではないので、
話はここまでにしておきますが、
また機会があった時にでも!



■さて!
今朝方、僕の音楽教育系チャンネルの方で、
動画を一本アップしました。

テーマは、「ピアノ教室現場でiPadをどう使うか」です。
僕はその場の状況に応じて、
適宜iPadやiPhoneなどのデジタル機器をレッスンで使用します。

今回動画で紹介しているのは
ピアノの鍵盤の配置を理解することを目的とした学習で、
これ自体は、初心者向けのピアノレッスンではお馴染みの課題です。

つまり、わざわざデジタル機器を使用しなくても、
アナログでも十分に行える学習ものです。
だけど、これをデジタル機器で行うことのメリットもあり、
その辺りのことも喋っています。



さて、皆さんは教育現場でデジタル機器を積極的に使う。
ということについて、どう思いますか?

今は「ICT(情報通信技術)教育」なんていう言葉もあるくらいで、
学校のような公教育の場でも、
授業時に児童・生徒にタブレットを一台ずつ持たせる。
ということは当たり前になってきています。

音楽の分野でも、
そもそも、一般家庭でアコースティックピアノを持つ、
ということ自体が、ほとんど現実的ではなくなってきている事実があります。

今は電子ピアノが随分と高性能になってきていて、
もしかしたら、いずれはアコースティックよりも、こっちの方が
主流になっていく可能性もあるのかもしれません。

一方で、こう何から何までデジタル化してしまったら、
それなしでは何も出来なくなってしまうんではないか!
と案ずる声が上がるのも頷けます。

そもそも、電子機器というのは“電気が使えること”が前提で作られていますから、
何らかの原因で世界中の電気が使えなくなる!
・・・なんてことが起こったらと思うとゾッとします。
(ついこないだ、そういう映画を見たんです。笑)

今回動画紹介した学習内容は、
タブレット端末に取り込んだ画像に、
タッチペンで色を塗っていく。
というものです。

ご想像の通り、
色鉛筆を使って紙に色を塗る作業とは、
感触が全く違います。

誤って違う色を塗ってしまった際にも、
紙のように消しゴムでゴシゴシ擦って消す必要はありません。
ほとんどワンタッチで元の真っ白な状態に戻せてしまいます。

これを良いとするのか、悪いとするのか、
人それぞれに考えがあることと思いますが、
僕の答えは、
どっちも良いし、少なくともどちらも悪くない。

実は僕は小学校から中学まで、図工・美術は大の苦手科目でした。
(高校では選択しなかった。)
絵を描けば、全てが2Dだし、
彫刻刀で版画を掘れば、板に穴が開くまで削ってしまっていたし・・・・

ピアノの先生の中には、
レッスングッズを上手に工作して、
音符のカードだとか、
鍵盤の上に置くだけでドレミの位置が確認できる便利グッズ
などを活用している方も沢山いらっしゃいます。

残念なことに、僕はそれが全くできない。
しかも、レッスングッズを作るために、
全く好きではない工作をしたいとも思わない。
僕は僕の教師としての食指が向く切り口で、
レッスンの便利グッズに代わる方法を見出せばいいんですね。
その点で、iPadなどの電子機器は重宝しています。

ただし!
レッスングッズや、電子機器は、
あくまでレッスンのサブ教材でありメインではありません。
あれば便利だけれども、なくてもレッスンは出来る。
逆に、それがなくてはレッスンが出来ない・・・。
というのでは非常にマズいわけです。

そこのところの本質は常に押さえておきたいものです。

ということで、少し長くなってしまいましたが、
iPadを使ったレッスン例は、まだまだ沢山ありますので、
またタイミングを見つけて紹介します!


「風の谷のナウシカ」 オープニング/レッスン室コンサートシリーズ♪




せっかく良い楽器を買ったんだから、
ただの練習用だけではなく、
耳馴染みの色々な曲を弾いて動画にしよう!
と、「レッスン室コンサートシリーズ」を始めました。

今日の曲は「風の谷のナウシカ」のオープニング曲です。

■僕はこの曲を、映画を知るより前に知りました。
小学生の時、母が買ってきてくれた楽譜に、
この曲の超簡単アレンジ版が載っていたんです。
それまでごくシンプルなハーモニーに曲しか弾いたことがなかったので、
最初の数小節を弾いただけで、
ゾクゾクゾク〜っと鳥肌が立ち、
以降、何度もなんども繰り返し弾いていた思い出の曲です。



■撮影は【iPhone XS MAX】
■編集:iMovie
■音声もiMovie内のオーディオエフェクトで
「大きな部屋」という設定にしてみたところ、
割とリバーブが強めにかかっています。
▶︎お客さんの入っていない大ホール、という感じの残響でしょうか。
後日、音声無加工版をアップします


ピアノ解体ショーを開催します!!





カワイ横浜店さんにご協力いただき、
小学生以上のお子さんを対象にした
「ピアノ解体ショー」を、
8月3日(土)お昼頃に開催します。

実際に目の前で見て、耳で聞き、触れてみることで
得られる気づきが色々とあるはず。
楽器は科学技術の結晶でもありますから、
ピアノを習っている習っていないに関わらず、
色々な子たちに参加してみてもらいたい企画です!!





「さくらさくらの狂想曲」楽譜、ダウンロード配信





僕が小6の頃から作り始め、
ピアニストになってから人前で弾くようになった曲、
「さくらさくらの狂想曲」
の楽譜を、ダウンロード配信しています。

■楽譜ダウンロードページ
▶︎楽譜購入方法等のガイド






音楽で笑顔を広げよう!!





結局のところ、僕がやりたいことはこういうことですね。
まずは僕の半径10メートル内に居る人たちから♪






「野口幸太ピアノ教室」募集状況





日吉、綱島地区のピアノ教室です。
ただいまのところ、代表講師である野口クラス、及び今年から開講した月曜担当講師の久保田クラス、共に募集を停止しております。
新たに募集を開始する場合は、当ブログに於いてもご案内をさせていただきます。