今日は表参道のイタリアン・レストラン「リバ・デリ・エトゥルスキ」さんで、ランチタイムのコンサートをさせて頂きました。
イタリアンのお店ということもあり、イタリアのカンツォーネをメインにしたプログラムを、テノール歌手の樋口達哉さんに歌って頂きました。
大先輩の音楽家で、とてもお忙しくされています。
僕が最初に樋口さんにお世話になったのは、8年位前の頃です。(僕もまだ20代でした。)
今回は数年ぶりにご一緒させて頂く機会を頂き、アンコールも含めておよそ40分のプログラムでお供をさせて頂きました。
長いプログラムではありませんが、打ち合わせの時から本番まで、色々なことを学ばせて頂きました。
そして、会場にお集まり頂いたお客様方とも、音楽を通して、同じ時間を過ごすことができたことが何よりの経験だったと思います。
ありがとうございました。
ところで、今日の会場に置かれていたピアノはFAZIOLI(ファツィオリ)というメーカーの楽器でした。
イタリアの高級ピアノメーカーで、日本国内で一般に貸し出されているホールの中では、片手で数えられる程度の台数しかないようです。
事前に楽器のことは伺っていたので、初めてのメーカーのピアノと対面できる!ということもまたたのしみの一つでした。
イタリアの楽器だから、高音部がキラキラと明るい音色がするのかな~~などと、勝手に想像していましたが、想像していたものとは少し違いました。
高音域も適度に鳴るのですが、それよりも低音域の響きが豊かで、ベース音がナチュラルに空間に広がっていくような印象を持ちました。
ただし、同じメーカーで同じ型のピアノでもその性格は千差万別だと思います。
どんな人が弾いてきて、どういう環境に置かれているのか、どんな職人さんが調律や調整を手掛けていらっしゃるか。など、様々な要因で楽器の様子は変わるので、これがFAZIOLIの楽器の特徴です!とは言いきれません。
話半分に聞き流してやってください。笑
とにかく、今日はイタリア料理のお店で、イタリア物のプログラムを、イタリアメーカーのピアノで演奏させて頂いた、イタリア尽くしな午後でした。
ありがとうございました。
風の谷のナウシカ「オープニング曲」を弾きました
映画よりも先に曲を知った、という作品。
小学生の時、超簡単アレンジのナウシカの楽譜をもらい、
当時の僕は、「な〜んて、いい感じなんだ!」
と、幾度となく弾き遊びました。
映画の存在を知ったのは、もう少し後になってからだったと思います。