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2019.11.6ブログ

楽しいは最強なんです。これからの価値観。




こんにちは!
音楽家の野口幸太です。
この写真は、僕が活動をしているステップ・クインテットの演奏動画の編集画面。

最初は、必要に迫られて集まっただけの寄せ集めのグループ、、、でしたが、
やっぱり類は友を呼ぶ、同類相求む、目の寄るところへ玉も寄る。
これらは真実です。

皆、心から音楽が好き。
いや、音楽を通して楽しい心を作り出す、
ってことを心底決めている人たち。

■演奏動画の編集作業は、自分たちの演奏の様子を何度も見・聞き返す作業でもあり、
編集しながらも、演奏していた時の楽しかった思いが込み上げてきて、
心が震えて仕方がない。
そしてなんとも言えないワクワク感。
まるで携帯電話のバイブレーションのように、心の中心あたりがブルブル震える感じ?

作業としては恐ろしく地道な動画編集だけど、
ワクワクが止まらないから楽しいんですよね♪






■僕たち音楽家は、
音楽を通して、
わくわくしたり、
悔しい思いをしたり、
幸せを感じたり、
どん底に突き落とされたり、
とにかく、ありとあらゆる感情を経験してきた人種です。

そして、落ち込んだり、悔しい思いをしたりするのは、
その根底に「音楽を楽しみたい」という思いがあるからなんですよね。

だからその思いさえ叶ったら、
割とそれだけで幸せな気分になれちゃう。


■ちょっと前までは、
「仕事ってのは楽しいもんじゃない!!」
なんて通説がまかり通っていました。

・・・いや、確かにそういう集団意識で日本国民が一丸となたおかげで、
ここまでの経済発展が実現した。
ということもあるかもしれない。

だけど、もうこれからは全く違う時代の流れになってきている。


今までは、みんなが同じ線路に沿って、同じ方向に走っていくことが当たり前でした。
“こうあるべき”という型にはめ込んだ思考で行動していれば、
とりあえずはなんとか生きていける社会のシステムだった。

でも、もうそのマニュアルが使えなくなってきている。
もっと言えば、古いマニュアルを絶対視してしまったばっかりに、
不幸になっていく人たちが増えてきている。


これからは個々の時代が始まる。

じゃあ、これって具体的にどういうことかって言うと、
個々が心底思う理想を追っても食べていける時代の始まり。
ってことです。

■例えば、発達障害ってありますね。
僕の教室でも発達障害の診断名を持つ子が、多く通ってきてくれています。
また、学校の特別支援学級の音楽教師もしています。

YouTube検索してみてください。
自閉症の診断名を持つ子のチャンネル。
彼の日常を映した動画が、ちゃんとお金を稼げています。
良い・悪いをジャッジしないでくださいね。
この子のご両親は、この子が生きていくための道を探し行動を起こした、
そしたら、その応援者が沢山集まった。
というだけの事実です。

■僕のピアノ教室は開業8年目です。
・自宅練習は必須ではない、
・嫌ならピアノを弾かなくても良い、
・家にピアノがなくたって良い、
これらは、ピアノ教育界の常識との戦いでもありました。

でも、僕が思うピアノ教育の理想像を追いかけることを心底決めた。
そしてその理想を表明し、その通りのことをやってみた。
結果、僕の教室は万年満員状態。
そして僕はハッピーです。
これが事実。
そこに良い・悪いのジャッジはいらない。


■僕は、僕や仲間たちと楽しんでいる様子を見てもらうことこそが社会貢献なんだ。
と思い始めてます。
理由は、先のツイートの通り。
“楽しい”はやっぱり、どこからどう考えても最強なんですよ!


それから何度も言います!
音楽は、人の運命を変える力を本当に持っています。
そのことは、別の記事「音楽が必要な理由」でも書いたので、
よければご覧ください!


■冒頭に紹介した「ステップ・クインテット」の動画リストもあります。
ごきげんなメンバー達です。
見にきてください♪
それでは今日も良い1日を♪