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2018.7.30ブログ

楽譜を書くことでわかる感謝もあります。




夏休み期間は僕自身もピアノ教室の子たちも学校がないことで、通常とは違う生活サイクルになります。
ようやく身体も心も夏休み態勢に慣れてきたところです。


“夏休み”といっても、僕の場合は学校の勤務がなくなるだけで、他のお仕事は同じように続きます。
いや、同じではないですね。この期間にしか出来ない仕事を一気にやってしまいます。
結果、家にいる時間は長いけど仕事量は通常と同じくらいか、或いはちょっと忙しいくらいかも。
で、今年の場合、この夏を忙しくさせている要因のひとつが編曲です。


僕がする編曲には大きく2つのパターンがあります




■ひとつは、元ネタの楽譜に追加する音符や、削る音符などを直接書き込んでいくパターン。
僕がする編曲のだいたい7割くらいはこっちです。
特に自分一人で弾くだけの曲の場合はほとんどこっちですね。
複数の奏者で演奏する場合でも、口頭で伝えれば済むものだったり、“楽譜”という形にするほどイメージを決め込まない方が良い場合はこっちです。

■残り3割の編曲は、最終的に楽譜の作成までするパターンです。
楽譜は我々にとっては「設計図そのもの」なので、音が複雑になればなるほど必要不可欠になってきます。
要するに、口頭やメモ書きだけでは伝達不可能!だったり、自分自身も憶えきれない!という場合にはやっぱり楽譜を作らなくてはいけません。

—————- これはまたいつかの機会に言語化して伝えられればいいなと思うのですが、「楽譜」は音楽を伝える道具として本当によく出来ています。
信じられないかもしれませんが、ある年齢以上になると、楽譜の読み方を専門的に学んだことのない子供でも、五線譜を見せながら音楽を聞かせるのと、何もせずにただ聞かせるだけなのとでは、理解度がけっこう違います。
それだけ音の動きが直感的に理解できるように作られているのだと思います。———–



▶︎こんな具合に、大きく2つに分けられる僕の編曲作業ですが、両方含めて相当な数の編曲待ち曲があります。
中でも急務なのは、「二台ピアノ六手」(←二台のピアノを三人の奏者で弾く形態のこと)の編曲です。
こちらは「楽譜を作らなくてはならない編曲」です。少なくとも二曲分はこの夏中に上げなくてはなりません。



自分でも書いてみることで、楽譜への感謝も。




▼昨晩、編曲&作譜の様子をキャプチャーしてみた映像です。

ピアノ二台六手編曲。16小節間のアレンジ&作譜で40分間かかった様子を2分半に凝縮してみました。個人的には音符が埋まっていく様子が面白いけど、ただそれだけの動画です(笑)

野口 幸太さんの投稿 2018年7月29日日曜日


先ほども書いたように、楽譜って本当に効率よく音楽を伝えられる道具です。
別の言い方をすると、様々な音の情報がたったあれだけのスペースの中に効率よく書き込まれているんです。
ということはつまり、あれを自分で書こうとすると、結構大変な作業だったりするんですね。
どんなにシンプルな楽譜でも、【高さ、長さ、強さ】の3点は最低限の情報として詰め込まれているわけですから当然ですね。

楽譜を自分で書いてみることで、楽譜のありがたさもまた同時に感じられます。




Coming Soon






ずっと実現させたかったコンサート。 2018年10月、2019年2月。
まずは前者チームがいつものスタジオに集結!!
詳細は間も無く公開。

▼今はまずチームメンバーだけ公開!!
(50音順)
井出壮志朗
織井香衣
川越塔子
清水龍之介
鈴木俊介
谷川瑠美
西本真子
野口幸太
舟橋千尋
前田めぐみ
横山修司



野口幸太ピアノ教室 募集状況





(2018年7月30日現在)
9月以降について、若干名、新たな生徒さんのレッスンをお受けすることが可能となりました。

▼当教室のレッスンスケジュールは、「毎週◯曜日◯時」という固定制ではなく、毎月ごとに講師と生徒さんの都合が合う日時を設定しております。
(レッスンのご予約はインターネットの予約システムを利用しています。)
その他詳細につきましては、ピアノ教室のページをご確認の上、お問い合わせフォームからご連絡ください。

▼なお、お問い合わせを頂くタイミングによっては、既に定員に達している場合もありますのでご了承ください。