おはようございます。
音楽家の野口幸太です。
ぼくの教室では、6月から通常のレッスンを再開し、
先週は、たくさんの再会シーンがおこった一週間でした。
子供達はしっかり2ヶ月分の成長をしていて、
この短い期間で僕との関係性もちょっと変わったな。
と思う子たちもいました。
子供に限らず、相手が目を向けているもの、耳を傾けている音(ことばも含め)によって、
自分との関わり合いの質のようなものが変わる感覚ってありませんか?
それが良いとか悪いとかじゃなくて、シンプルに質の違いって観点で。
ぼくは割とそこらへんのことに敏感なところがあって、
子供たちの成長って観点からもそれを感じることがあります。
人と自由に会うことが出来なかった2ヶ月間は、
ぼくは取り立てて寂しい思いをしたり、
大きな不自由を感じたりすることはなかったけれど、
こうして久しぶりに多くの人たちと会って、
レッスンという形で関わり合いを持たせてもらうと、
結局、僕にとって「会うって大事だな」ってことを実感させられました。
そして人が集まってこその教室なんだ。ということも。
さっき、2ヶ月間のことを「短い期間」と書きましたが、訂正します。
ひと刻み、ひと刻みの時間が、どれだけ貴重で尊いものか、
このことについても改めて考えさせる期間でした。
2ヶ月前のことを、僕は5,6年くらい前のことのように感じてます。
それだけコトが動いていたのを経験したってことなのかもしれません。
きっと、生徒さんたちも一緒だったのだと。
その末にまた再び集まってくれた皆さん、ありがとうございました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆本日の動画【ユー・レイズ・ミー・アップ】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・・・「あなたがいるから、あの高みを目指せる」
日本語字幕の翻訳は、翻訳家の金井啓太さんにしていただきました。
僕が大切にしている音楽仲間たち(ステップ・クインテット)と演奏した一曲です。
━━━━━━━━━━━
野口幸太プロフィール♪
━━━━━━━━━━━
歌が好きで、出かけ先の飲食店で有線がかかるとmyマイクを取り出して熱唱するような幼児だったとのこと。(お気に入りの歌は「氷雨」)
幼稚園の先生がピアノの弾く様子を真似し始めたのがピアノとの出会い。
その十数年後、武蔵野音楽大学、大学院でピアノを専攻する。
20代そこそこのキャリアで運良く、世界的プリマドンナ、E.オブラスツォワ氏の伴奏者として共演させて頂いたり、同志で立ち上げたオペラグループ「labo opera絨毯座」の公演が、「サントリー音楽財団(現芸術財団)第8回佐治敬三賞」を受賞するなど、運の良いキャリア経験を積むことができた。
「音楽で人に役に立つこと」を信条に、ピアニスト、音楽教育家、音楽イベンターとして活動を行なっていつつ、
横浜市港北区日吉・綱島地区でピアノ教室を主宰している。
▶︎野口幸太ピアノ教室の概要はこちらから。
【野口幸太ピアノ教室】【野口幸太ピアノ教室】
・発達障害の診断をもつ子へのレッスン、オンラインレッスンにも対応。