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2020.6.9ブログ

歩く・歩く・歩く

おはようございます。
音楽家の野口幸太です。

実は今年度から、僕の近所に新しい小学校が開校していて、
新年度が明けてからしばらくの間は、
その新しい学校に子供たちが通学する様子を見ることはなかったのですが、
6月に入ってからは、朝の散歩で、ランドセルを背負った子供達の姿を目にするようになりました。
そういう子たちとすれ違うと、無条件にエールを送りたくなります。
ホントは、がんばれー!
って言って、頭のひとつでも撫でてあげたいところだけど、
その衝動はいったん抑えて、心の中で精一杯応援を送ります。
(#それをやると、心の内側からブワワワって震えが起こって鳥肌が立つ感覚、あれなんなんだろ?)


朝の散歩は4月から今まで、毎日続けてきたけれど(雨でも歩いていた)、
これに関しては特にルール化したわけではありません。
なんか歩きたくなっちゃうんですね。
時間も短い時だと10分くらい、長いと多分1時間くらいは家に帰ってこない時もあるかもしれません。

このブログもそうだけど、毎日続けていると、その日その日によって、
今日の自分がどういう状態にいるかってことがちょっと測れるようになってくるんだな。
とわかってきました。
(#ブログの方は6月27日まで毎日続けることをルール化してる。)

こう見えて、僕は僕なりに都度都度で壁っぽいものに打ち当たることがあって、
数日おきくらいの間隔で、悶えてたりします。

そういう時の「歩くペース」は勝手に速度があがって、
小走りに近い早歩きになり、これは多分スポーツの域といってもいいと思います。
数十分経ったあたりから、汗がぶわ〜っと吹き出てきて、それでも速度は落ちず、とにかく止まりたくない感覚。

思考はほとんど外れてんだけど、かといって頭の動きそのものが止まっているわけではなく、
いろいろな言葉や、感情や、会ったことある人・ない人、様々な人の顔などが、
勝手に入れ替わり立ち替わり浮かんでくるこの状態は、
一種のトランス状態といってもいいのだろうか。

そこで突然、今やるべき答えがパッ!と見える瞬間がおこる。
そしたら、今日の散歩はおしまい。
帰ってシャワーを浴びて汗を流し、速攻で行動に移す。

「歩く」が習慣になってくると共にちょっとずつ自分のことがわかってきました。
混沌としたり、選ぶべき道がわからず頭を抱えている時は、自分の安否にしか目がいっていない時。
幸せにしたいと思う人たちのことが視界に入っていない時。
そして、その人たちに対してやり残していることがちょっとずつ溜まってしまっている時。
#大きく溜まっている時は逆に簡単に気がつけたりする。

そこに気がつけたら、今やるべきことはわかったも同然。
一気に進むのです!!

あ!僕は、歩くことで、進んでいくイメージも持とうとしているんだな。
なるほど。


それでは今日も良い一日を♪


▼写真は、昨日の散歩道



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◆本日の動画【アラビアン・ナイト】
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学校が始まっても、音楽の授業では歌や楽器演奏ができないそうです。
もちろん鍵盤ハーモニカも。
僕が昨年末に信頼しているピアニスト二人の伴奏で吹いた鍵盤ハーモニカの動画をシェアします。
ミュージカル「アラジン」のオープニング曲:アラビアン・ナイトです!

ピアノ1:織井香衣さん、ピアノ2:谷川瑠美さん




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野口幸太プロフィール♪
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歌が好きで、出かけ先の飲食店で有線がかかるとmyマイクを取り出して熱唱するような幼児だったとのこと。(お気に入りの歌は「氷雨」)

幼稚園の先生がピアノの弾く様子を真似し始めたのがピアノとの出会い。
その十数年後、武蔵野音楽大学、大学院でピアノを専攻する。

20代そこそこのキャリアで運良く、世界的プリマドンナ、E.オブラスツォワ氏の伴奏者として共演させて頂いたり、同志で立ち上げたオペラグループ「labo opera絨毯座」の公演が、「サントリー音楽財団(現芸術財団)第8回佐治敬三賞」を受賞するなど、運の良いキャリア経験を積むことができた。

「音楽で人に役に立つこと」を信条に、ピアニスト、音楽教育家、音楽イベンターとして活動を行なっていつつ、
横浜市港北区日吉・綱島地区でピアノ教室を主宰している。


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・発達障害の診断をもつ子へのレッスン、オンラインレッスンにも対応。