おはようございます。
音楽家の野口幸太です。
「選ばれたい」と思っている人はたくさんいると思いますが、
その「選ばれる」に至るまでに、何をすべきか・・・
ということについて、ひとつの視点から書いてみたいと思います。
どちらかと言うと、教える能力は高いのに生徒集めに苦労されている教室経営者の方向けの記事になりそうです。
ただし、これさえすれば全てOKという生易しいこととも違うので、
たくさんある中でのひとつの視点ということで、
必要な方にとってお役に立てれば嬉しいです。
僕の場合、ピアノ教室業を主軸としたフリーランスとして仕事をしています。
フリーランスの僕には「用意された仕事」というものはひとつもなく、
もし僕が「仕事をする」場合は、誰かに「選ばれた時」ということになります。
僕のピアノ教室の場合は、
ネット検索で、ホームページの問合せフォームからコンタクトをとってくださって、
体験レッスンの日程調整をし、
体験レッスンから一週間以内に、
「レッスンを継続したい。」と連絡をくださった人たちが、
生徒として教室に在籍する流れになっています。
この時、多くの人が、
「僕の教室に通うことを選んでいるのは生徒の方だ」
というように思われると思いますが、
これは半分正解であり、半分不正解です。
なぜかというと、最初に生徒を選んでいるのは実は僕の方だからです。
はじめに書いた通り、ほとんどの生徒さんは、
ウェブ上で僕の情報をひと通り検索・閲覧し、
その上で僕という人間に対して興味を持ってくださったから、
コンタクトをとってくださってます。
じゃあ、僕自信がウェブ上に発信している情報とは何かといえば、
野口幸太という人間が、どういう考えを持っていて、
どんな活動をしているのかが伝わるような情報です。
ブログやSNS、それからYouTubeなどなど・・・媒体は様々だけど、
全てに共通しているのは、その人に見られるよりも先に、僕の方から発信しているものです。
そしてその情報の中には、直接的にも間接的にも、
「こういう生徒さんであれば大歓迎!」
というメッセージがこめられる結果になります。
逆に、僕があまり積極的なお手伝いが出来ない内容のレッスンについては
ほとんど発信していないか、或いはそういうことはしません。と書いているかのどっちかです。
例えば、音大進学のためのレッスン情報は削除しましたし、
コンクールにどんどんトライしましょう!!
みたいなことも発信してません。
それは、僕が僕の教室で積極的に目指していこうとする目的とは違うからです。
それからもちろん、レッスン料金も明記しています。
これらを総合的に見たとき、
これはどう控えめに言っても、
スタートの時点で僕は、どんな人とレッスンをしたいかを、先に「選んでいる」。
ということになるんですね。
このことは別に僕のオリジナルな考え方・・・というわけでは全然なくて、
既に世の中で当たり前に考えられ、行われていること。
例えば、飲食店、アパレル、ケーキ屋さん、などなど他の業種に置き換えれば割と簡単にイメージできることかと思います。
であればこそ、やっぱりこの視点を持つことは大事なんだとも言えそうです。
それがつまり、
「選ばれる」ためには「選ぶ」必要があり、
「選ぶ」ためには「選ばれる」必要がある。
ということです。
僕は音楽教室や音楽業界からも、豊かな社会を創っていくことはできると思ってます。
今日も頑張ります!
皆さんも、ごきげんな一日を♪
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◆本日の動画【愛の讃歌】
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シャンソンの女王エディット・ピアフの代表曲。
日本では越路吹雪さんが歌った訳詞(岩谷時子さん)が有名ですが、実際はもっと劇的な内容。
空が崩れ落ち、地が割れようとも・・・
言葉負けせず、これを自分の心として表明できるところがピアフの凄さだと思います。
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野口幸太プロフィール♪
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歌が好きで、出かけ先の飲食店で有線がかかるとmyマイクを取り出して熱唱するような幼児だったとのこと。(お気に入りの歌は「氷雨」)
幼稚園の先生がピアノの弾く様子を真似し始めたのがピアノとの出会い。
その十数年後、武蔵野音楽大学、大学院でピアノを専攻する。
20代そこそこのキャリアで運良く、世界的プリマドンナ、E.オブラスツォワ氏の伴奏者として共演させて頂いたり、同志で立ち上げたオペラグループ「labo opera絨毯座」の公演が、「サントリー音楽財団(現芸術財団)第8回佐治敬三賞」を受賞するなど、運の良いキャリア経験を積むことができた。
「音楽で人に役に立つこと」を信条に、ピアニスト、音楽教育家、音楽イベンターとして活動を行なっていつつ、
横浜市港北区日吉・綱島地区でピアノ教室を主宰している。
▶︎野口幸太ピアノ教室の概要はこちらから。
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・発達障害の診断をもつ子へのレッスン、オンラインレッスンにも対応。