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2015.6.20ピアノ教室

展覧会に行って来ました。

ピアノ教室の開室1年目から通ってきてくれている男の子から、展覧会の招待状が届き、世田谷美術館に出かけてきました。

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彼がまだ保育園に通っていた頃からのお付き合いで、今ではもうすっかり大きくなり、レッスン中の会話も随分変わってきました。
自分の思ったことや、欲求をストレートに伝えてきてくれる分、僕との衝突(!?)も多く、レッスン中に言い合いのようになってしまうこともあるのですが、そんな時でもレッスン室の端で静観してくださっているご両親にはいつも感謝しています。

先月も、時間内でこなし切れなかったソルフェージュ課題を宿題にするかどうかで、涙ものの大もめをしたばかり。
僕の場合は、自宅での練習(宿題)は本人の気持ちに任せています。
「やりたい」と思ったら「やるな」と言ってもやるし、その逆もしかり。
本当は、こちらから提示しなくても「やりたい」のベースを作る・・・ていうのが理想です。

練習してきたから良い子なわけでもなければ、練習してこなかったから悪い子なわけでもない。
別の言い方をすると、練習してきたからウェルカムなわけでもないし、練習してこなかかったからアンウェルカムなわけでもない。
この場で一緒に学ぼうとしてくれる姿勢を一番大切に思っています。

ただ、「宿題」というわかり易い約束事項を立てて課題提示した方が、いい流れを作れるかもしれない。と判断した時には、この提案をします。
実際、それがうまく回ることも多いのですが、先月の場合は僕の判断ミスでした。
それまでいい雰囲気で進んでいったその延長線で「宿題」という言葉を口にしてしまった瞬間、「しまった!」と・・・。
その後随分長い時間、話し合いになったのですが、結局、結論は出ないままお別れとなりました。

そんな彼ですが、何年か前のハロウィンの時にはスパイダーマンの全身タイツを着たまま来室してきて、僕を驚かせてくれたり、リサイタルの時にも「客席で聴くことは出来ないけれど・・・」と、開演前に会場まで来て差し入れをしてくれたりと、色々と喜ばせてもらっています。
最近では苦手だった楽譜もスラスラと読めるようになってきて、ピアノを弾くことを楽しめるようになってきているようです。
実は大もめをした「宿題にする/しない問題」も、次のレッスン時には開口一番「(宿題)やってきたよ!!」と、大張りきりで練習の成果を披露してくれました。

さて、展覧会の話。
基本、ピアノ教室の中での彼しか知らない僕は、彼はどんな表情でこの絵を描いたんだろう。
絵画教室の先生や友達と、どんな会話をしてどんな関わり合いをもっているんだろう。
と、ピアノ教室でのこれまでの思い出と共に、色々と想像を楽しみながら観賞させてもらいました。

大阪城

十二支の初夢

ところでこの展覧会、「絵画教室 星の子」という教室が主催しているものです。
特別な支援を必要とする子も受け入れている教室で、お母様のお勧めの教室!ということですので、ご案内をします。

絵画教室 星の子 http://hoshinoko.org/


「サザエさん」を弾きました







日曜の顔!!
とっても明るい、ほのぼのとした歌だけど、
こんな風景が当たり前にあるってことって、
感謝すべきことだよな。
って思ったりもします。
みんなが笑ってる〜〜♪
お日さまも笑ってる〜♪
ってね!