先日、labo opera絨毯座のミニコンサート企画、「リヒャルト・シュトラウスと山田耕筰」が無事に終了しました。
僕は山田耕筰の方を担当し、ソプラノの西本真子さん、バリトンの大沼徹さんと歌曲を演奏させて頂きました。
なかでも、メインのプログラムだった歌曲集《AIYANAの歌》は、山田耕筰作品の傑作と言われています。
(※AIYANは柳川方言で子守女という意味です。)
学生時代に大学のオーディオルームでなんとなく聴いてみたところこの作品にドハマりしてしまった僕は、大学院時代の研究テーマもこの曲にしました。
今改めて読み返してみると、若さと勢いでガーーッ!!と書かれている修士論文が、かなり恥ずかしいです。。。
あれから10年以上経ちますが、その間この歌曲集(全5曲)をコンサートで演奏する機会が2度ほどありました。
今回は3回目。
過去2回の演奏はきっと「なんていい曲なんだ!!ねねね?いい曲じゃない?」なんて感じの演奏になっちゃってたかもな。とも思います。
それはそれで悪いことではないのでしょうが、今回はもうちょっと過去2回の時の自分とは、物の見渡し方が違う演奏になったかな。と思います。良い悪いはわかりませんが。
きっとこれからも僕のライフワークの一つになっていく作品なんだろうと思います。
・・・というか、そのときどきの自分の在り様を測る物差しみたいな存在かもしれません。
次に演奏する機会を頂くことができたら、また今まで発見できなかった曲の姿とか、自分のことを見つけられるのかな。いや、そう出来るように頑張ろう。と思いました。
ところで2部のプログラムは、ピアニストの吉田貴至さんと大沼徹さんコンビによる「イノック・アーデン」でした。
大好評のようでしたよ。素晴らしいパフォーマンスだったと思います。
ありがとうございました。
川崎市民の歌「好きですかわさき愛の街」を弾きました
ふるさと愛を表現してみました!笑
川崎に住んだことがある人だったら、誰でも聞いたことのあるはずの一曲。
市民の多くは「清掃車の曲」と覚えていましたが、
最近では川崎フロンターレの応援歌になったり、
ご当地アイドル「川崎純情小町」の子たちが歌うことでも知られるようになりました。