昨日、labo opera絨毯座の(ミニ)コンサート企画、「クルト・ヴァイルを詩う」が無事に終了いたしました。
ミニ…と書きましたが、確かにスペース的な意味での規模ではミニですが、内容はかなり充実していたのではないかと思います。
ユダヤ人として生まれたヴァイルは、母国語のドイツ語はもちろんのこと、亡命先の、フランス語、英語(アメリカ)の詩に曲をつけています。「亡命先の代表的な音楽スタイルを、すぐに取り入れて作曲する感性は素晴らしく」と、今回の公演プログラムに書かれていた通り、本当にさまざまな雰囲気の曲を並べたプログラムでした。
特に、ミュージカル物の作品は、その特質上、今回のコンサート用にピアノパートを編曲する必要があり、歌手がどう歌うかによってアレンジを変えていくなどの作業は、ちょっとおもしろかったです。
絨毯座では、今後もしばらくクルト・ヴァイルに焦点を当てた活動をしていくことになります。
是非、皆さまにも聴いていただきたいな。と思います。
とても貴重な経験をさせていただけたことに感謝しています。
ありがとうございました。
エディット・ピアフ「愛の讃歌」を弾きました
シャンソンの女王、エディット・ピアフの代表曲のひとつですね。
【シャンソン=オシャレで洗練された歌】という、勝手なイメージを持っていた僕は、
初めてピアフの声を聴いた時は衝撃的でした。
身体全体、魂の全てをかけて表現し、
今、ここで死んでも悔いはない!
そう叫んでいるように感じられました。
僕の中で、シャンソンのイメージをガラっと変えられた一曲です。