雷雲を吹き飛ばす！！・・・タクトフェスティバル「街角LIVE」

2019.5.5活動案内

こんにちは、ピアニストの野口幸太です。
長かったゴールデンウィークも間も無く終わりますね。
僕はお休みの日はありませんでしたが、
レッスン室の外に出た時に感じる、
街全体に流れている
「お休みの楽しい雰囲気〜♪」
を感じるのが、けっこう好きだったりします。

■さて、この一ヶ月間、
折に触れ告知をしていた、
ステップクインテットの、
「タクトフェスティバル2019〜街角LIVE〜」
が終わりました。

■僕たちの会場は、西武池袋本店の屋上だったので、
「雨天中止」という条件付きだったのですが、
当日朝は見事に晴れ！！
よし！これは大丈夫だ！！
、、、と、自宅を出る頃、、、、
地元横浜ではなにやら不穏な空気が、、、
玄関を出ると同時に、
ピカッ！！ゴロゴロゴロ！！
、、、、、雷ですよ、雷。

■これは・・・・と思い、スマホで検索をしてみると、
雷雨に見舞われている地域がある、というじゃないですか。
地域によっては、大粒のヒョウまで。。。。

今のところ池袋は大丈夫、、、のようだけど、
これは時間の問題かもしれない？？
・・・・
■会場に着くと、運営の皆さん方も、
悩ましい表情で、、、、
なんとか開演時刻までは降らずに持ちこたえてくれたけど、
「演奏中に雨が降り始めたり、
近くで雷が鳴った時には即中止！」
という条件付きで、開演をしました。

■で、最初の曲がスタート！！
・・・・と、同時にポツン、、、と、雨粒が・・・。
僕たち奏者も息を飲む思いだったけど、
運営スタッフの皆さん方も、
判断に困ったことと思います。
もちろん、集まってくださったお客様方だって、
どうなる？？
と、ことの行方を案じて下さったのでは。。。

■さて、プログラムが10分、15分と進んでいくにつれ、
雨がじわじわと強くなり、、、
もう限界、、、というところで、運営さんから
「あと一曲で！（終わり）」
と、声がかかりました。

状況からして仕方ありません。
「みなさん、今日はこれで最後です！！」
と、急遽、最後の曲に飛ばし、演奏を始めると、、、
ん？雨足が弱まっている？、、、、

誰もが、間も無く本降りになるだろうことを
予測していたことでしょうが、
そうはならなかったんですね。

■・・・演奏を終えた瞬間、
また運営さんから声がかかります。
「まだ、もう一曲いきましょう！」
よっしゃ！！
と、本当に本当の最後の曲（のつもりだった）の演奏をスタート、、、
すると、その演奏中に雨は止み、
それどころか、空がだんだん晴れてくるじゃないですか！！

■演奏が終わった瞬間、
客席からは「アンコール！」の声が、、、
もちろん、もう空は晴れていますから、大丈夫！
最後にもう一曲演奏をして、会を終わりました。

■僕は屋外で演奏したことは何度かありますが、
雨が降る中で弾いたのは初めてのことです。

もちろん、お客様方にとっても、
雨の屋外でコンサートを聴く経験なんて、
そうそうあることではありません。

それに何と言っても、
運営スタッフの方々にとっても、
判断の難しい境遇にあったと思います。

現実問題、目の前で起こっている事実と、
お客様、そして僕たち奏者への心遣い、
端々で感じました。
雨と、次第に強まる風で、
少し肌寒い屋上ステージでしたが、
その場に集まる方々のあたたかい心遣いを感じたひと時でした。

ありがとうございました。

■ところで、冒頭の写真は今回ご用意頂いた
YAMAHAの電子ピアノです。
【N1X】という型番で、
タッチはグランドピアノと遜色のない高級品です！
僕もときどき、楽器店で指弾させてもらっていたので知っていたのですが、
今回、本番で巡り会えてサイコーでした！
ご用意頂いてありがとうございます！！

▼終演後は、別のグループ（ジプシー音楽）の演奏を聞きながら乾杯！！

ピアノ解体ショーを開催します！！

カワイ横浜店さんにご協力いただき、
小学生以上のお子さんを対象にした
「ピアノ解体ショー」を、
8月3日(土)お昼頃に開催します。

実際に目の前で見て、耳で聞き、触れてみることで
得られる気づきが色々とあるはず。
楽器は科学技術の結晶でもありますから、
ピアノを習っている習っていないに関わらず、
色々な子たちに参加してみてもらいたい企画です！！