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2020.6.7ブログ

不安が教えてくれるものがある

おはようございます。
音楽家の野口幸太です。

この1ヶ月間は、「毎朝ブログ更新をする。」
というのを始めていて、今日で11日目を迎えました。
ボクは自分の誕生日が11月11日ということで、11という数字に割と敏感に反応します。

実はこのブログチャレンジの前、
社会的にはいわゆる自粛期間と呼ばれていた期間は毎朝、
教室の皆さんたちに1000〜2000文字くらいのメールと、動画の配信をしていました。

だいたい40日ちょっとの間、毎朝文章を書いていたわけですが、
書くということは、自分の中身を具体化していく作業だったりもします。
だから、話題にする内容だったり、使ってる言葉を物差しの目盛りのようにして、
自分の心の状態も測れるものなんだな。
と実感しました。

色々と細かいことは置いといて、間違いなくボクの中にも、心の浮き沈みというものがあります。
特に3月辺りから、今に至るこの3ヶ月は、その波が激しく上下した期間だったと思います。
(#3ヶ月前のことを5・6年くらい前のことのように感じている。)
じゃあなぜ、浮き沈みが激しかったのかというと、
その理由はひとえに、「行動量が多かったからだろう」と捉えてます。
・・・もうちょっと厳密に言うと、「より良い未来に進むこと」を意識して取る行動の量です。
(メールを配信し続けたことや、ブログを書いていることなども含んで「行動」と捉えてます。)

僕は、どうやら心の浮き沈みの量と、このような行動の量ってどこか関連性があるように感じています。

もちろん、心が良い状態の時はそれでOKとして、
沈んじゃってる時に、その状態をどう受け止め、どうアプローチするか・・・
ここがめっちゃ大事な気がするんです。

そもそも、人間というのは、知らないもの、経験したことない物事に対して、
不安や恐怖を感じる習性があるとのことです。

ですから、氷山の一角の意識の上で「こうだったら良いな」て願っていたとしても、
それがまだ自分が経験したことのない状態の自分だとしたら、
水面下の意識(潜在意識と呼ばれる)から不安アラートが発動され、猛反発をくらうことになる。
#ダイエットのリバウンドとかがそれって言われる。

僕でいう「より良い未来へ進むこと」というのは、
今の僕がまだ経験したことのない境地です。
先ほどの論理で言うと、
良い状態にいくことを望みつつも、
その経験したことのない境地に進むことを不安がり、警戒してもいる。

#過度な行動が長続きしづらい理由は、この辺りにあるようです。

ということは、その不安や恐怖心は、「とりあえずは前進していることの証」とも言えるんだね。
そして、その不安の種類をよく見つめることで、その時自分がとっている行動が今の自分にとって妥当なものかどうかが、見えてくることがある。
そんな風に思います。

僕は僕の思う「明るい未来」を実現させるために、まずは目の前にあることを精一杯やっていきます。
同じような仲間が一人でも増えたら嬉しいです♪

それでは、今日もごきげんな一日を♪


▼今朝の散歩風景♪


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◆本日の動画【日記帳】
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大好きな音楽仲間たち(ステップ・クインテット)
と演奏した「日記帳」



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野口幸太プロフィール♪
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歌が好きで、出かけ先の飲食店で有線がかかるとmyマイクを取り出して熱唱するような幼児だったとのこと。(お気に入りの歌は「氷雨」)

幼稚園の先生がピアノの弾く様子を真似し始めたのがピアノとの出会い。
その十数年後、武蔵野音楽大学、大学院でピアノを専攻する。

20代そこそこのキャリアで運良く、世界的プリマドンナ、E.オブラスツォワ氏の伴奏者として共演させて頂いたり、同志で立ち上げたオペラグループ「labo opera絨毯座」の公演が、「サントリー音楽財団(現芸術財団)第8回佐治敬三賞」を受賞するなど、運の良いキャリア経験を積むことができた。

「音楽で人に役に立つこと」を信条に、ピアニスト、音楽教育家、音楽イベンターとして活動を行なっていつつ、
横浜市港北区日吉・綱島地区でピアノ教室を主宰している。


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・発達障害の診断をもつ子へのレッスン、オンラインレッスンにも対応。