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2022.8.28YouTube

【脱力の方法、音階を使いこなすとは】大人のピアノ学習者さんからの質問に回答しました

大人からピアノを始め、レッスン風景をYouTube公開している安田雄輝さんのチャンネル内で、質問に回答しました。



■音階を使いこなすとは〜そのメリットは?

「ドレミファソラシド」や「ドシラソファミレド」という音の並びは、一般的な大人であればすぐに暗唱できますね。
ところが、「ラから順番に上がってみてください。」と言われた時に、瞬時に「ラシドレミファソラ」と答えられる人はかなり少ないはずです。
こんな風に、どの音を始点にしても、瞬時に音の配列が言える状態を、「音階を使いこなせている状態」と定義しています。

これができると、音楽をただの単音の羅列としてではなく、繋がりのあるひとつの流れと捉えられる様になっていきます。
また、これは譜読みの点でもかなり有利に働き、五線譜上に置かれた音符の玉と玉の位置関係から、相対的に音名が読み取れる様になります。
文章だけでは、わかりづらいかもしれません。
よければ、動画をご覧になってください。

■脱力の仕方を押して

これは、ピアノ学習者さん達にとっての定番の悩み事。
ということは、実はプロにとっても永遠の課題でもあります。
まず、脱力のことばっかり意識するのは、少々片手落ちであることを理解しておいた方がいいです。
なぜかというと、「力みがあって脱力がある」のであって、この二つはセットで考えるべきだからです。
それから、初心者のうちは特に、あまりこの問題を深刻に捉える必要はないと思っています。
とはいえ、ちょっと参考までに、脱力のイメージを掴むための具体的な方法も動画内で提示していますので、よければご覧ください。

皆さんにとって、最高のピアノライフのお手伝いが出来れば幸いです♪