河合楽器の電子ピアノ「CA99」と「CA79」のレビュー動画を撮りました。 主な内容 カワイ電子ピアノのコンセプトを知る
電子ピアノを選ぶ際は、価格だけではなく、各メーカーがどんなコンセプトで電子ピアノを作っているか。 電子ピアノの寿命も考慮する
「CA99」は、カワイのハイエンドモデル。(高級、高性能)
「CA79」は、「CA99」に次ぐハイスペック電子ピアノです。
今回は、“子供の練習用ピアノ”として購入する際に参考になりそうな情報に特化しました。
機能面や構造面の紹介は、カワイ厚木の和田店長が、
実際の弾き心地レビューや、用途については、現役ピアノ教師である僕が担当しています。
このブログ記事では、動画内では伝えきれなかった情報や、私見をお伝えします。
お子さんのための、電子ピアノ探しの参考になればと思います。
・カワイ電子ピアノのコンセプトを知る
・電子ピアノの寿命も考慮する
という点について、大まかに理解しておくといいでしょう。
カワイの場合、総じて、「グランドピアノ(アコースティックピアノ)に近い」をコンセプトにした電子ピアノづくりがされています。
もう少し的を絞った言い方をすると、「“カワイ製のグランドピアノ”の弾き心地を、電子で再現することに注力した製品」という言い方ができます。
その点を抑えておくと、同じ価格帯の他メーカー(ヤマハやローランドなど)と悩んだ際の、判断基準になりそうです。
■カワイ電子ピアノ(CA99とCA79)に採用されている木製鍵盤
電子ピアノは、楽器であると同時に、電化製品でもありす。
一般的な電化製品と同様、電子ピアノの寿命も「〜10年くらい」と言われています。
価格が上がれば上がるほど、性能が高くなるのは当然のことなのですが、性能というのは、使いこなせてなんぼのものとも言えます。
今回レビューしたカワイのCA99は、メーカー自身も「ハイエンドモデル」だと謳っている通り、電子ピアノとしては、かなりの高性能商品と言えます。
ただし、向こう10年以内に、その「性能を使いこなす」までの演奏レベルにまで達する見込みがあるのか、或いは、それを目指して練習に取り組む心づもりがあるのか。
この点も、楽器を選ぶ際の基準になり得るかと考えます。
動画を見ていただくと、CA99では問題なく弾けたけど、CA79では若干の問題を感じた曲や、どちらの機種でも心地よく弾けた曲など、大体の雰囲気が伝わるかと思います。
詳細は、そちらをご覧ください。
今後も、楽器のレビュー動画を出していきます。
ピアノ選びのご参考になれれば嬉しいです♪