おはようございます。
音楽家の野口幸太です。
先日「課題は自分で作ってしまわない方が、視野が広くなるかも」というテーマで記事を書きましたが、今日はそれとちょっと似た内容について書きます。
僕自身のことを改めて返ってみると、
ピアノ教室を本格的に開業しようとしたのは、叔母がそうしなさい!と言って、初期の頃は色々と世話を焼いてくれたからです。
もっと小さい頃にまで遡れば、小学校4年生の時、「世の中には音楽を専門的に学ぶ大学(音大)があるんだ」と話してくれて、僕をすっかりその気にさせてくれた当時のピアノの先生がいます。
大学生になってから、とある先輩に「オペラのクラス」に連れていかれ、そこで弾いたのがきっかけで、僕のピアニストとしてキャリアはオペラの世界でスタートすることになりました。そこでは随分いろんな経験をさせてもらった。
同時に、僕を小学校教育(昨年度まで非常勤講師をやっていた。)の世界に引き入れたくれたのは、子どもの頃から家族ぐるみの付き合いをしていた“おばちゃん”だったし、
ピアノ教室では、それぞれの生徒さんが、様々な形で僕に課題を課してきてくださるので、その分だけの視野が広がっていく。
こんな風に考えてみれば、全部、人から誘われたり、引っ張ってもらったりして、僕の仕事というものが形成されているんですね。
自分だけの発想力・筋力・体力・瞬発力って、、、実はそれほど大きなものではなくて、そこだけ勝負ではきっとすぐに尽きてしまう。
最近、いかに自分という存在を底辺に置き、人をどれだけ大切に自分ごとにまで持っていけるか。ということが、物凄く大事なのかもしれない。と思うようになりました。
そして、自分の個性というのは、自分で探していくのではなく、こんな風に人から示されていくものなんだな。と。
さあ、いよいよそこが問われていく季節?の始まり!
今日も頑張ります!
ごきげんな一日を♪
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◆本日の動画【崖の上のポニョ】
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明るくて、ワクワクするジブリの一曲!
あの世界観、大好きです!
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野口幸太プロフィール♪
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歌が好きで、出かけ先の飲食店で有線がかかるとmyマイクを取り出して熱唱するような幼児だったとのこと。(お気に入りの歌は「氷雨」)
幼稚園の先生がピアノの弾く様子を真似し始めたのがピアノとの出会い。
その十数年後、武蔵野音楽大学、大学院でピアノを専攻する。
20代そこそこのキャリアで運良く、世界的プリマドンナ、E.オブラスツォワ氏の伴奏者として共演させて頂いたり、同志で立ち上げたオペラグループ「labo opera絨毯座」の公演が、「サントリー音楽財団(現芸術財団)第8回佐治敬三賞」を受賞するなど、運の良いキャリア経験を積むことができた。
「音楽で人に役に立つこと」を信条に、ピアニスト、音楽教育家、音楽イベンターとして活動を行なっていつつ、
横浜市港北区日吉・綱島地区でピアノ教室を主宰している。
▶︎野口幸太ピアノ教室の概要はこちらから。
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・発達障害の診断をもつ子へのレッスン、オンラインレッスンにも対応。