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2020.5.28ブログ

簡単に笑顔をつくる方法/演奏動画【竹とんぼに】

おはようございます。
音楽家の野口幸太です。


人は笑顔の表情を作れば、脳は「この人は今嬉しい状態(笑顔になる心理状態)なんだ、と錯覚する」と聞いたことがあります。

そのモードに入った脳は、更に笑顔方面に向かって回転しはじめ、また新たな笑顔をつくるための思考をしはじめる。
つまり、好循環です。

何年か前に、あるオペラの稽古現場で、どうしても感情を動かすことができずに困っていた演者に向かって、
「とにかく、表情をつくってみな。そしたら、感情が動くから。」
とアドバイスしている場面を見たことがあります。

なるほど、感情と表情は繋がっているのだから、そのどっちから責めてもOKってことだね!
それくらい、表情って大事とも言えるのかも。

でも、これがなかなか難しかったりもするわけで、
とてもじゃないけど今は笑っていられる気分じゃない!
なんてこともある。

そんなとき、どうすればいいか、手っ取り早い方法がわかりました。
ただそれをやるだけで、遠かった笑顔への距離がグッと近づく!
もう、超〜カンタンなこと。

それが、「上を向く」です。
本当にただ「上を向く」だけでOK。

もちろん心理学的な理由もあるのかもしれないのですが、
僕がここで書きたいのはそういうことじゃないです。

もし良かったら、今これを読んで下さっているあなたも、その場で上を向いてみてください。
目線だけ上に向けるのではなく、ガッツリ顔面ごと90度上を見上げる。

どうでしょう?感じませんか?
笑顔への距離が縮まっていません?
(本当に上を向いて下さった方、ありがとうございます♪)

僕は医者や整体師さんのように人体構造に詳しいわけではないので、科学的に間違っていたらごめんなさい。

でも、顔ごと上を見上げた時、顔面の筋肉の緊張バランスが変化するのを感じませんか?

▶︎まず、口!
左右の口角が上に吊り上がる感じ、、、

▶︎それから、目!
目尻が下に引っ張られる感じ、、、、

この2セットでつくられる表情はというと?
はい!そうなんです、これで笑顔の出来上がり!!

もちろん、上を向いた程度で、そこまでわかりやすく表情として変化があるわけではないけれど、
もうあとちょっと笑顔地点に到着!ってとこまでは来ている、
つまり、笑顔への距離が近いているじゃないですか!


そっか!なるほど!
だから九ちゃん(坂本九さん)は、「上を向いて歩こう」を歌ったのか!ってね。

とはいえ、僕はこの分野の専門知識に長けているわけではなく、あくまで個人の感覚です。
もし、心理学や医学などの専門家の方で、いやいやそんなんじゃない!こうなんだ!
ってことがあったら、是非教えていただきたいです。


さて、今回は僕の大好きな音楽仲間たちと演奏した「竹とんぼに」の動画をシェアします。

空高く飛んでいく竹とんぼを見上げながら湧いてきた気持ち。
女優の岸田今日子さんのお姉さんである岸田衿子さんの詩に、木下牧子さんが作曲しました。
たった100秒の曲の向こう側に広がる世界に憧れます。



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野口幸太プロフィール♪
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歌が好きで、出かけ先の飲食店で有線がかかるとmyマイクを取り出して熱唱するような幼児だったとのこと。(お気に入りの歌は「氷雨」)

幼稚園の先生がピアノの弾く様子を真似し始めたのがピアノとの出会い。
その十数年後、武蔵野音楽大学、大学院でピアノを専攻する。

20代そこそこのキャリアで運良く、世界的プリマドンナ、E.オブラスツォワ氏の伴奏者として共演させて頂いたり、同志で立ち上げたオペラグループ「labo opera絨毯座」の公演が、「サントリー音楽財団(現芸術財団)第8回佐治敬三賞」を受賞するなど、運の良いキャリア経験を積むことができた。

「音楽で人に役に立つこと」を信条に、ピアニスト、音楽教育家、音楽イベンターとして活動を行なっていつつ、
横浜市港北区日吉・綱島地区でピアノ教室を主宰している。


▶︎野口幸太ピアノ教室の概要はこちらから。
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・発達障害の診断をもつ子へのレッスン、オンラインレッスンにも対応。