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2017.7.27活動案内

レコーディング

先日、とあるレコーディングがありました。
このブログでは、どうしてもピアノ教室のことやコンサートのことなどについての記事が多くなってしまうのですが、たまには僕がさせて頂いている他のお仕事のことについてもご紹介したいと思います。

今回は趣味で作曲をされておられる方から、ご自身の「歌曲作品をCDという形に残したい。」という打診を頂いてのレコーディングでした。
実はかれこれ6年あるいはそれ以上かかって取り組ませて頂いたお仕事です。

6年間の大まかな作業手順。
▼単旋律で書かれている歌曲にピアノの伴奏を付ける作業。
▼上記全ての曲を清書する楽譜作成作業。
(今となっては正確な数がカウントできないのですが、恐らく20曲以上は作ったような気がします。)
▼そして2016年夏、全ての楽譜が書き上がったところで、まずは作品集(楽譜)の出版!
(ちょうど一年前に全ての楽譜を入稿し終えた時の達成感!)

このような段階を経て、ようやく最終段階のCD制作となったのが今年の夏。そのレコーディングも無事に終え、録音データも依頼主様に引き渡したところで、僕のお仕事は完了!
スタッフさんの助けのもと、一気に15曲。録り直しもあったけど、休憩は取らなかったので、予定より1時間早い6時間でレコーディング完了。
弾き終わった後の身体は随分大変なことになっていたけど、長期にわたる任務を無事に完了させることができました。

ご一緒させて頂いた三名の歌手、またレコーディングの際はいつもお世話になっているサウンドアーツさん。本当にありがとうございました。

とはいえ、CDの完成までにはまだいくつかの重要な工程が残っております。
ご依頼主様にとっては、ご満足のいくCDが完成することを心からお祈りいたします。




エディット・ピアフ「愛の讃歌」を弾きました






シャンソンの女王、エディット・ピアフの代表曲のひとつですね。
【シャンソン=オシャレで洗練された歌】という、勝手なイメージを持っていた僕は、
初めてピアフの声を聴いた時は衝撃的でした。

身体全体、魂の全てをかけて表現し、
今、ここで死んでも悔いはない!
そう叫んでいるように感じられました。

僕の中で、シャンソンのイメージをガラっと変えられた一曲です。